板金塗装修理 ダイハツ ムーブ ルーフ交換
- 2014年06月09日 |
- 鈑金塗装 修理事例 |

東松山市内の自動車業者様から
ダイハツ ムーブの板金塗装修理の依頼です。
隣の家の屋根から雪が落ちてきたそうです。
2月の仕事ですが、だいぶお待たせしてしまいました。
広範囲に凹んでいるので ルーフを交換です。
これだけ凹んでいると 天井の内張りも
しわしわになっています。
交換作業は溶接を伴います。焦げないように内装、シートを外し
フロントガラスを取り外してもらいます。
ガラスを外すのはルーフの継ぎ目がガラスの下にある為です。
溶接箇所をドリルで削り、ルーフとボディーの左右を繋いでいる
メンバーを取り外します。
裏側の太いうどんみたいな物はルーフの天張りを付けている
弾性の防振剤です。
取り外した残骸です。
今年は何回もやっているので、少し早くなってきたような(笑)
先に塗装をしておいたメンバーを溶接します。
3本のうち前後の2本は柔らかくグニャグニャですが
真ん中のメンバーは転がった時の空間確保の為か
硬い高張力鋼板が使ってあります。
高張力鋼板はうちにあるスポット溶接機では役不足なので
MIGのパルス溶接をします。
新品のルーフをサイドはパネルボンド、前後はスポット溶接でつけます。
乾くまでバイスという大きい洗濯バサミ みたいな道具で固定します。
裏側は先に塗装してあるので溶接箇所だけ軽く塗装します。
これから塗装の範囲です。
カラーチップから似ている色を選んで調合します。
5種類全く違う色に見えます。色振れがすごいです。
色が出来たので
表面をサンダーで研いで下地を作ります。
塗装面をクリ-ニングしてからマスキングをして
溶接箇所にサフェーサー、パネルの継ぎ目にシール剤を塗ります。
今回は省略する予定だったのですが・・
全面にサフェーサーを塗装します。
研がなくていいサフェーサーなのでそのまま上塗りです。
塗装が終了したらセッティングといって
5分位おいてから強制乾燥させます。
乾燥したら磨きです。ルーフはペコペコして磨き難いので
埃を何個か取って周辺をみがき
片手でも使えるポリッシャーで仕上げます。
磨き終わったら水漏れテストをしてルーフの天張りから組み付けます。
新品の部品に 【うどん】 を盛りよくつけます(笑)
材料を5本弱使ってしまいました。
内張り、シート、リヤゲートの順に組み付けして
最後に業者さんにガラスを入れてもらい
完成しました。
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今回は当店をご利用頂きまして有難うございました。
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