板金塗装修理 スズキ ラパン ご紹介により東松山市内からご来店
- 2014年03月21日 |
- 鈑金塗装 修理事例 |
ご紹介頂いた東松山市内のお客様から
スズキ ラパンの板金塗装修理の依頼です。
追突されてしまったそうです。
黄色く囲んだ部分が損傷しています。遠目には殆どわからない位でした。
リヤゲートは軽い凹みです。上のほうも歪みが出ているので
対物保険なので交換してしまいます。
バンパーを外すと、想像以上にバックパネルが潰れています。
バックパネルで押されてフロアー(床)も折れています。
バンパーの凹んだ位置に付いているナンバーも曲がっていました。
これは、追突の衝撃でバンパーが1回クシャっとなったのが戻り
見た目はわからなくなっても、中の硬い部分は刻印をするように
残るためです。
この状態では、新品のバンパーは位置が合わず取り付けられません。
バックパネルを交換します。
スポット溶接を特殊の刃のドリルで削り外します。
この車両は両脇のパネルにバックパネルが潜り込んでいるので
面倒ですがサイドのパネルも外します。
追突での修理は対物損害なので、リヤゲート、バックパネル、リヤバンパーの
交換作業になってしまうケースが多いです。
新品のバックパネルは先に室内側を内板色に塗り
スポット溶接をする所を削り、通電性シーラーを塗布しておきます。
リヤゲート、テールレンズ、バンパーを付けてバックパネルの
位置決めをします。地味に根気がいる作業です。
位置決めがおわったら、不燃布を被せスポット溶接とMIG溶接
併用して取り付けします。
溶接時はいつも車両火災にならないかヒヤヒヤします。
怖い溶接が終わりました。
実際に火災になってしまったケースも聞きますので
注意しながらの作業です。
MIG溶接の表面の跡をパテでならし鉄板が出ている部分に
防錆のため、2液のプライマリーサフェーサーを塗ります。
室内側は先に塗ったバックパネルに、原色を入れて
調色したサフェサーを吹き付け仕上げます。
パネルの継ぎ目にシーリングを塗布しておきます。
新品のリヤゲートの折り返し部分にも錆止めのシーリングをします。
車種、メーカーによって色々な形をしていますが
出来るだけ似るように塗布します。
ようやく塗装の範囲にきました。
現車のカラーコードから配合データーを選びます。
この原色の中から5~8種類位混ぜて作ります。
この他にパールの原色も40種類位あるのですが
車のカラーは毎年毎年、新色がでてきて
何が何だかわからないところもあります。
これは攪拌機といって、塗料の沈殿を防ぎ一定の品質を
保つ機械です。
上塗りの色が出来たので
車両本体とリヤゲートをサンドペーパーで「足付け」といって
細かいキズを付け、パネルの継ぎ目に防水のシーリングをします。
リヤゲートも表面を180番のサンドペーパーで足付けして塗装です。
最初に白のノンサンディングサフェーサーを塗り
軽く埃をとった後に、ウェットオンウェットで上塗りをかけます。
(ウェットオンウェットとは塗料の生乾きの状態で重ね塗りする事で
足付けしなくても密着効果が得られます)
3コートパールなので少し時間が掛かりましたが塗り終わりました。
赤外線短波で強制乾燥後、リヤゲートを取り付け
塗装面の埃を取って磨きます。
リヤゲートの付属品はこれだけです。付け替えも簡単です。
最後に専門業者にガラスを入れてもらいます。
強力な接着剤で取り付けます。
雪害もあり、このところ当方もお願いする機会が多いのですが
毎日23時位まで残業だそうです。
創業40年間で雹害や竜巻など、色々な災害があったそうですが
今回は桁外れの仕事量だそうで・・
「嬉しさ半分泣き半分」っていうところでしょうか(笑)
ナンバーも同じ番号で申請すると作ってもらえます。
取り付けて完成です。
この車の持ち主のお客様の感想は→ こちらです!
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今回は当店をご利用頂きまして有難うございました。
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