東松山市内の自動車業者様から
ホンダ Ｎボックスの板金塗装修理の依頼です.

右のフロントフェンダとサイドシルの前側の損傷です。
縁石に乗り上げてしまったのでしょうか？
Nボックスのサイドシルは、超高張力鋼鈑で修理が大変だと
いわれていますが、怖いもの見たさもあり修理を
お受け致しました。

最初にフロントフェンダー取り外して板金します。
（バンパー、ヘッドライトを外す必要があります）
スズキやダイハツなどの軽自動車に比べて
鉄板が硬いですね。

フェンダーが終わったらサイドシルの修理です
この位の凹みでも難儀する事がわかっていたので、たまたま来た溶接機
メーカーの方にアドバイスを求めたところ
「ミグのブレージングで引き出すのがベストでは」との情報を得ました。
とはいっても、自分で色々試行錯誤したいので
いつものもごとく、ハンダで鉄板を溶着してみましたが、全く駄目でした。

スタッド溶接機でスタッドボルトを溶着して、引いてみましたが・・
２ミリ位しか出てきません・・

結局、最後は言われた通りに ミグのブレージングまで来てしまいました。

３～４回付けては引っ張ってを繰り返して１センチ位凹んでいたのが
５～６ミリ位出てきましたがこれ以上はむりです。

もう少し広い範囲の凹みなら、修正機に固定して
引きしろを多くすれば出てくるのかな？と思いますが
いずれにしても あまり考えたくない作業です。

何とかパテを付けて、ではなく盛って形にして塗装です。

色の染まりが良くない色なので透けないように注意します。
画像はテストピースに２回吹き付けた状態です。
まだチェッカーフラッグのように白黒透けています。

フェンダーはラインまでの塗装ですませます。

強制乾燥後にフェンダーを取り付けて、磨いて

バンパーヘッドライトを取り付けして
完成しました。

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今回は当店をご利用頂きまして有難うございました。
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