板金塗装修理 トヨタ マークX ご紹介により川島町より入庫
- 2014年08月06日 |
- 鈑金塗装 修理事例 |
いつもお世話になっている保険代理店さまから
ご紹介いただいたお客様の車両の修理です。
左のリヤドアとリヤフェンダーを擦ってしまったそうです。
お客様は車両保険に加入されているのですが
来年以降の保険料を試算したところ、14万円以内なら保険を使わないほうが
いいとのこと。自費で14万円を超えない修理を承りました。
このように昨年の保険の改定以来
等級が良い方でも車両保険が使い難くなっています。
長年高い保険料を頂いている訳ですから、値上げなど
契約者に押し付けるばかりでなく、何とかして欲しいものです。
自費ですが手を抜くことなく修理します。
正常な状態だと綺麗なカーブを描いているホイールハウスが
奥に入り込んでしまっています。
先にホイールハウスのカーブを修正してから
ハンダで鉄板を溶着して凹みの粗出しをします。
ハンダでの引き出しは、面で出せる 裏焼けしない 点で引かないので
ブツブツしないなど、メリットが沢山あります。
デメリットは、細かくは引けません。残った小さい凹みはスタッドで
引き出すので作業が2度手間になってしまうことです。
さらに細かい凹みはパテを付けてサンドペーパーで削り面をだします。
この車はホイールハウスの内側の鉄板の継ぎ目にシーリング(コーキング)
が入っています。
乱暴に引き出すとグチャグチャになり、再施工するようになってしまうので
なるべく痛めないように注意します。
(同じように塗布するのは非常に困難です)
うまくいって、ヒビが入った箇所に少し充填する位に直りました。
この後、サフェーサーという下塗りを塗装します。
サフェーサーが塗れたらドアを開けた中の部分を先に塗装します。
ドアを開けたり閉めたりしながら塗装することもできますが
埃が付きやすくなるので この方法で作業しています。
上塗りの色を調色後、部品を外し塗装範囲の下処理をします。
この塗色はカラーNo, 062 の3コートパールです。
最近のカラーNo,070 などと比べ黄色味が強いです。
画像でも白いサフェーサーの箇所がはっきりわかります。
塗装範囲以外にミストが飛ばないようにマスキングです。
今の時期は暑いので早朝か夕方に塗装です。
脱脂清掃後にカラーベースを塗ります。
サフェーサーの箇所を中心にブツブツ ザラザラしないように注意します。
ベースの白を段々にぼかし更にパールベースを混ぜて にごし塗装をします。
人工太陽灯を使ってぼかし際の感じをみます。
問題ないです。
セッティング(乾燥時間)をおき クリアーを塗装します。
この後に強制乾燥 磨きをして
外した部品を付け 洗車をして完成です。
修理費は、税込 97,200円でした。
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今回は当店をご利用頂きまして有難うございました。
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