板金塗装修理 ミツビシ デリカD5 このブログを見て滑川町からご来店頂きました。
- 2015年03月06日 |
- 鈑金塗装 修理事例 |
このHPを見てご来店頂いた 滑川町のお客様です!
ミツビシ デリカD5の板金塗装修理の依頼です。
駐車のさい、ポールが死角に入ってしまい
「ゴン」とフロントバンパーをぶつけてしまったそうです。
バンパーの上下にキズとヘコミがあります。
とりあえず、バンパーの値段を調べたところ
上下分割の部品で供給され
上側(3コートパール)の色付き、51,900円。
下側(グレーのメタリック)の色付き、17,400円でした。
上下交換すると、工賃を含め、約90,000円です。
この金額ですと
上側は修理のほうがお得、下側は修理しても
新品部品との価格の差があまりないので
交換をお勧めしました。
バンパーを外すと、下側は2重になっている裏側まで
変形しています。
さらに後ろ、上下のホースメントまで弓なりに曲がっています。
やはり、ポールのほうが強いですね。
バンパーの変形の修理は、裏側から
工業用ドライヤーで熱を加え、ドライバーの柄で押し出してあげます。
表側の塗装は、変形箇所を中心に
広範囲にひび割れているので研ぎ落とします。
残っているヘアライン状のクラックは素材に入っているものです。
瞬間的に「くしゃっと」変形したのですね。
わずかなヘコミでしたので、パテは付けず、サフェーサーという
下塗りを塗装します。
弓なりに曲がっていた箇所もささっと直します。
軟らかそうな感じですが
骨格なので、手で引っ張るくらいでは直りません。
バンパーも下地処理をして上塗りです。
バンパーの塗装は
塗料に柔軟性を持たせるために、軟化剤を使います。
鉄を塗装するときに使う硬化剤に比べ、価格が2倍位する高価な材料です。
鈑金塗装は、手間、材料、時間を適切に使わないと
仕上がりに難があったり、後の耐久性の確保ができません。
乾燥後に下側のバンパーの組み付けして
ボディーに合体して完成です。
大きい車なので、お気をつけて!
今回の修理金額は、税込¥59,000でした。
ご依頼ありがとうございました。
また何かありましたら、お声がけ頂ければ幸いです。
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