板金塗装修理 ニッサン エクストレイル 滑川町からのご入庫
- 2014年04月03日 |
- 鈑金塗装 修理事例 |
いつもお世話になっている滑川町のお客様から
ニッサン エクストレイルの板金塗装修理の依頼です。
車庫の梁がルーフとエンジンフードに落ちて
凹んでしまった損傷です。雪から雨に変わり
このままでは【車庫が潰れてしまう】と思った矢先に
崩れてしまったそうです。
事故当時の写真をお客様に見せてもらいましたが
考えようによっては、車でよかったのではと思うような状態でした。
お客様は 「なるべく板金で修理してほしい」 とのことですが
ルーフの内張りを外したところ、SUVだけに
左右に走っている骨が多く、板金は難しいので
交換になってしまいます。
画像はルーフの一番酷い箇所です。
この他にも大小4箇所位凹みがあります。
ルーフ交換はフロントガラスを外す必要があります。
といっても ガラス屋さんもパンク状態で
いつ来てくれるかわかりませんので ルーフサイドの板金など
出来ることから進めます。
板金終了です。この後、細かい凸凹をパテで綺麗にします。
部品も大量にあり、保管も大変なのでフードを仕上げてしまいます。
裏側を塗り、ひっくり返して上塗りします。
白のノンサンディングサーフェーサーは染まりが悪いので
少しクリーム色に調合して吹き付け、ウェットオンウェットで上塗りします。
乾燥すると少し艶が引けますが、逆に新車の艶具合に似ます。
少しでも先が見たいので取り付けます。
ここだけ見ると直った感じがします(笑)
本音はここで終わりにしてしまいたいです・・
ガラスも外してもらいあとはルーフです。
ルーフはスポット溶接で取り付けてあります。
特殊なドリルの刃で削りとります。
2枚~3枚合わさっている鉄板の上の1枚だけ慎重に削ります。
リヤゲートを外し、スポット溶接を削り、メリメリっとルーフを外します。
外れました。何か、かっこいい感じがします(笑)
室内を汚れないように養生するのが大変な作業です。
新品のルーフの裏をパラパラっと色を付けます。
このパネルは早い段階で発注をかけたので
在庫があり入荷しました。
現在三ヶ月~半年待ちの車種もあるそうです。
反対側にして表も塗ってしまいます。
ルーフは前後にスポット溶接をして、サイドはパネルボンドで接着します。
溶接のサビや水漏れに強い修理方法です。
画像にあるエアー工具でボンドを塗布します。
以前は手動のを使っていたのですが 吐出が悪く
大きいルーフだと、ボンドの可使時間(45分間)との勝負になって
しまうので高額ですが投入です。
ルーフをボディーに載せる前に
メンバーに専用のビレ止めを塗布します。
パネルの裏面とボディー側にボンドを塗り、3人掛かりでのせます。
バイスという大きい洗濯ばさみのような工具と
ルーフレールの穴にボルトを使って固定します。
黒くはみ出ているのがボンドで水漏れの防止の
シール材の役目もします。
角は溶接指定です。四隅と前後にスポット溶接します。
溶接箇所にサフェーサーを塗り、パネルの継ぎ目にシーリングを
入れます。ルーフは交換が上手くいって再度塗装しないので気が楽です。
ルーフサイドパネルの鈑金箇所に色をつけて
塗りあがりです。
夢中で作業していたので写真がこれだけしかありませんでした。
外した部品を組み付けてガラスを入れてもらい
磨き後、コーティングをかけて
大変お待たせしてしまいました。
完成です。
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今回は当店をご利用頂きまして有難うございました。
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