このＨＰを見てご来店頂いた桶川市のお客様です！
トヨタ マークＸの板金塗装修理の依頼です。
当店の二つ隣の市のお客様です。

地元の桶川市で検索した所、ピンと来るお店がなく、東松山で
検索してヒットした当店に ご来店くださりました。
Ｙ様 遠い所 どうもありがとうございます。

購入した中古車の各部にある凹みを直してほしいとの依頼です。
まずは、フロントフェンダーの凹み。

リヤフェンダー。軽く凹んでいます。 錆を筆塗りした跡があります。

トランクの凹み。小さいですが近くにナンバープレートもあり
この中では一番嫌な凹みです。

作業開始です。
フロントフェンダーは、フロントバンパー、ヘッドライトを外せば手が入るので
ハンマーと当盤という鉄の塊で板金します。

リヤフェンダーも手が入るので、同じくハンマーと当盤で板金します。

トランクは手が入りません。
スタッドという機械でワッシャーを溶着して引き出します。
板金だけでは平らにならないので、この後パテという乾くと固まる
粘土のようなものを付けて、サンドペーパーで研ぎ平らにします。

リヤバンパーも交換します。お客様が持ち込みした部品です。
〇の箇所を直して同色に塗装します。

パテ研ぎが終わって、下塗りのサフェーサーを塗装したら上塗りの調色です。
チップが何個もあり色振れが多い色です。
色振れとは、メーカーの出荷時点でカラーNo,が一緒でも
色味が数種類あるということです。

車のメーカでの製造は精密なイメージがありますが、原色のロットや
調合、乾燥、機械の調子? (ロボットが塗装しています) によって
色味がコロコロ変わってしまうのは手作業の町工場と一緒です。

選んだチップのデーターを取り寄せて 色を調合します。
よく見ると、左側面に塗装暦があります。

リヤバンパーも交換するので念のためリヤフェンダーでも色を確認すると
こちらも板金修理がしてありました。
こうなると色をどこで合わせるか混乱してしまいますが
なるべく、違和感のないバランスのいいところをさがします。

上塗りの色が出来たら、塗装するパネルを洗剤で洗い下地処理をします。

水を切り、乾燥させてマスキングをして塗装です。

塗り終わり、屋外で確認です。色も綺麗にぼけています。

2コートメタリックやパールの場合塗膜が２層になっています。
補修箇所にベースの色を塗り、パネル全面にクリアーを包むように塗装します。

残るはバンパーです。こちらも塗料が密着するように艶がなくなるまで
サンドペーパーをかけて塗装します。

埃もあまり付かず、塗装終了。

乾燥中にお客様の持ち込みのフロントバンパーの組み換えです。
（元々のバンパーは下が割れていました）

バンパーグリル、フォグランプを付け替えて軽く磨き、小傷に筆さしをして
車体に組み付けます。

最後に塗装した所の磨き、その他
フードの凹みのデント修理もさせていただき完成です。

しかし、インターネットの世界は凄いですね。
いつもの商圏を越えてお客様がお越しくださり
ありがたいものです。

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今回は当店をご利用頂きまして有難うございました。
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オートクラフト柳沢
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