板金塗装修理 トヨタ ウィッシュ このブログを見て嵐山町からご来店頂きました。
- 2014年07月23日 |
- 鈑金塗装 修理事例 |
このHPを見てご来店頂いた 嵐山町のお客様です!
トヨタ ウィッシュの板金塗装修理の依頼です。
お勤めが東松山だそうで、ネットで板金塗装屋を調べたところ
当店を見つけていただきご来店くださったそうです。
よく手入れされていて綺麗なお車ですが
お客様が「フロントドアの色が白いんですよね」と、
事故車を承知で購入されたそうで、
ぱっと見た所、フロントの事故の修理により
前周りから両サイド、ピラーまで塗装がされています。
ドアミラーなど付属品を外さないで塗装してあり
マスキングも雑なので至る所に余計な塗装が付いてしまっています。
ボディーカラーが黒系なら黒い部品に黒い塗料が付いても
目立たないのですが、黒い部品に白い塗料は 少しでも付くと目立つので
ご予算があれば 外したほうが仕上がりが綺麗です。
お客様が「なんか白いんです」と言っていたフロントドアです。
前から2/3位の所で白とクリーム色で分かれていて艶引けもすごいです。
【 塗装した色が白い・ぼかし塗装が出来ていない・乾燥不足・硬化剤の量が間違っている等 】
さまざまな要因でこんな感じになっています。
3コートパールの塗膜を拡大すると正常な箇所はこんな感じですが ↑
この車のドアのぼかした箇所は・・・
ベースの白がブツブツして旧塗膜になじんでいません。
建築塗装のガン吹きのようです。
こうなるとフロント周りから全部塗り直しです。
事故のさいパネルが後ろに下って出来たキズも多数あるので
鉄板まで研ぎ出して下塗りのサフェーサーを塗装します。
サフェーサーを塗装したら運転席側も部品を外して
塗料が密着するように艶がなくなるまで足付けです。
この場合リヤドアまでぼかし塗装をしないとすっきり直りません
上塗りの色が出来たのでマスキングです。
三角のガラスのモールは、ボディーにピタリとくっついていて
マスキングが難しい箇所ですが、トリムテープ (水色のテープ) で
浮かせれば塗料が付くこともなく綺麗に塗れます。
今の時期 大面積の塗装はオーバーミストで ばさついたり
フードに汗が垂れたり、非常に厳しい作業です。
外して別塗りしたほうが良く仕上がります。
左側の濃い色が作った上塗りのテストピースです。
元々 塗装されていた色とだいぶ違います。
脱脂後、タッククロスというベタベタするガーゼでゴミを取り塗装します。
白い塗装に黒いゴミが付くと目立つので気を使いながらの作業です。
3コートパールは工程(時間) 材料代がメタリック塗装よりかかります。
新車でも3~5万円位のオプションになっています。
同じ理由で補修塗装も割高となってしまいますが
もちろん当店ではディラーに依頼されるよりお安く承れます。
フードもエンブレム、モールを外して塗装完了!
しかし、これでは終わりません・・
バンパーも白く塗装されてしまっています。
このまま取り付けしても・・・
今回塗装したフェンダーとの色の差が出てしまうので
塗ってしまいます。
この作業は見積もりに入っていなかったのですが
バンパーだけ色味が変わってしまってもお客様も自分も気持ちが悪いかと・・
こちらの {見落とし} なのでサービスで塗装しました。
強制乾燥後に付着した埃を取って磨きをかけます。
元々艶引けしていた所は再塗装後に塗料が下地に吸い込まれて
又、艶引けしています(下地の状態が不安定だと上塗りに影響がでます)
艶は磨けば戻るのでいつもより時間をかけて磨きこみます。
磨き終わりフードを取り付けて屋外で確認します。
何の問題もないです。
あとは外した部品をどんどん付けていきます。
組みあがり、
いい感じです。スッキリしました。
塗る面積が多くて大変でしたが、出来上がると苦労を忘れてしまいます。
この後、洗車して完成です。
この車の持ち主のお客様の感想は→ こちらです!
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今回は当店をご利用頂きまして有難うございました。
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オートクラフト柳沢
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